みなさん、こんにちは。
38回目のおすすめ本は、まるで法隆寺の薬師寺如来坐像のようなアルカイックスマイルで、生徒を優しくそして凛々しく包んでくれる美術担当・塩谷先生です!
塩谷 宗広
氏名:塩谷 宗広
教科:美術・PBL
部活:美術部
得意:写真撮影・動画編集
飼っている熱帯魚:チャンナプルクラ、ブラックゴースト、セルフィンプレコなど
歌えるイタリア歌曲:Lascia ch’io pianga、caro laccio dolce nodoなど
好きなゲーム:モンハン、ロマサガ、FGOなど
行ってみたいところ:マチュ・ピチュ、イースター島、モン・サン=ミシェルなど
『たまごのはなし』
著者:しおたにまみこ 出版社:ブロンズ新社
❶この本を読んだきっかけ
表紙の何を考えているか分からないたまごと、作者の名前(特に親戚ではない)を見て、これは自分が読むべき本だと直感。
❷かんたんな内容
ある日、自分がなぜそこに転がっているだけなのかを疑問に感じて、立ち上がり動き始めたたまご。たまごが生まれて初めて出会う様々なモノに、かなりクセのある感性で解釈しながら行動をおこしていく。
❸おすすめする理由
ただの絵本じゃあない。このたまごは純粋無垢なのか、それとも純粋ゆえに無自覚なワルなのか…。独自の理論で軽々と一般常識を踏み越えていくたまご。今まで自分が当たり前だと思ってきたことは本当に当たり前なのか?正しさとは?愚かさとは?それが何かを見せつけられているようで、違和感と共感に心がざわめきます。たまごの思考回路(あるいは哲学)に、ぜひ触れてみてください。
❹みんなへのメッセージ
完全にジャケ買いで手に取った本ですが、良い出会いでした。直感って結構大事。先入観に惑わされず、心を開いて(Opne-minded)挑戦してみる(Risk-takers)ことで、新たな扉を開いてみませんか。