みなさん、こんにちは。

この企画。本校の個性あふれる教職員の紹介とともに、どうぞ！

第29弾は、1994年 大阪国際滝井高校が春高バレー全国制覇を成し遂げた時の1年生レギュラーであり、伝統あるなでしこバレーのDNAを次の世代へと繋いでいく不屈の名将、保健体育科の南田留美（みなみだともみ）先生です！

南田 留美

『野村四録』

著者：野村克也　出版社：セブン＆アイ出版

❶この本を読んだきっかけ
前任校で私が部活動や学級経営などで悩んでいたときに当時の教頭先生が「これでも読んで頑張りなさい」と４冊渡され、泣きながら読みました。

❷かんたんな内容
「指導の書」「志の書」「不惑の書」「戦略の書」の４冊に分かれている。現役生活26年、監督業16年、解説者として20年超……野球を愛し、野球に人生を捧げた男、野村克也。
常に考え抜いてプレーし、テスト生から三冠王、そして名監督へと上り詰めた彼の言葉は、野球だけにとどまらず、日々の暮らしやビジネス、ひいては人生を充実させるヒントにあふれている。
（Amazonより引用）

❸おすすめする理由
野村さんの「人材育成になによりも大切なのは愛情である。成長のための気づきを与え、正しい方向へ導く指導者の役割は大きく、叱るにも褒めるにも愛情が不可欠である。それは必ず相手に伝わり、上下の関係を超え、人間としてかけがえのない信頼感の醸成へと繋がっていく。」という言葉が教師であり、指導者という立場にも就かせていただいている私に強く刺さったからです。

❹みんなへのメッセージ
本の中にも「心に情熱と創造力を持ち続け、「知る」ことに対して貪欲でいれば、内面的成長が止まることはけっしてない。新しいことを柔軟に受け入れ、自らの経験や実績と組み合わせれば、より高みへと昇ることもできる。」とあります。生涯現役で頑張りましょう！！