大阪国際中学校高等学校

【高校】令和6年度 大阪国際高等学校卒業証書授与式(3月1日 校長式辞を追加)

2月28日、令和6年度 大阪国際高等学校の卒業式が大阪国際大学内奥田メモリアルホールにて挙行されました。
多くの保護者が温かく見守ってくださる中、卒業生382名は凛々しくも誇らしい歌声で校歌や『仰げば尊し』『蛍の光』を斉唱しました。
2022年の開校と同時に入学してきた大阪国際高等学校1期生のみんな。
入学した当時はまだ幼かったみんなが、今日は何だか大人っぽく見えました。
これから巣立つ卒業生のみんな、大阪国際高校で過ごした3年間を胸に、大阪の空から世界へ羽ばたいでいきましょう!
大阪国際高校の教職員一同、応援しています。

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満席となった奥田メモリアルホール

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清水校長による卒業証書授与

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清水校長による式辞

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奥田理事長による祝辞

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在校生代表・2年生 土井涼輔さんによる送辞

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卒業生代表・末野あかりさんによる答辞

式 辞

梅の花の開花とともに、厳しかった冬の寒さも少し和らぎ、日増しに春の息吹が感じられる季節となりました。

本日ここに、令和六年度大阪国際高等学校卒業証書授与式を挙行いたしましたところ、公私ともにお忙しい中、大阪府教育庁私学課課長 島田治様、守口イブニングロータリークラブご代表様、卒業生の各出身中学校長様、本校PTA、同窓会のご代表様、そして本校元校長並びに本学園関係者の皆様など、多くのご来賓の方々にご臨席を賜り、卒業生の門出を祝っていただきますこと、心から感謝申し上げます。皆様には日頃から厚いご支援やご指導をいただいており、この場をお借りしまして、改めて御礼を申し上げます。
ただいま、382名に卒業証書を授与いたしました。本日ご臨席いただきました保護者の皆様方には、ご子息ご息女の晴れのご卒業、誠におめでとうございます。高校時代は、長い人生のうちでも、心身ともに大きく成長すると同時に多感な時期でもあります。ご苦労、ご心配もあったことと思いますが、今このように立派に成長され、晴れやかに巣立ちゆく我が子の姿を目の前にされますと、皆様方の感激もひとしおのことと存じます。教職員一同を代表して心からお祝い申し上げます。

卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。皆さんは、大阪国際高等学校として入学した第1期生であり、新しい校舎で三年間学んだ最初の卒業生ということになります。青春真っ只中のこの三年間は、皆さんにとってどんな高校生活だったでしょうか。授業に真剣に取り組む姿、自習室や食堂で遅くまで自学自習する姿、文化祭や体育祭などの学校行事で私たちに見せてくれた最高のパフォーマンス、仲間と共に青春のエネルギーを燃やした部活動、どの場面においても皆さんは見事なまでに全力投球でした。今、卒業生の皆さんの脳裏には、この充実した三年間の思い出が走馬灯のようによみがえっているのではないでしょうか。校訓である「人間をみがく」をまさに実践し、ひたむきに自分の可能性に挑戦する姿は輝いていました。そのような素晴らしい若者を世に送り出せることを、私はとても誇りに思うとともに喜びを感じています。

さて、皆さんが三年間過ごした大阪国際高等学校の新しいキャンパスは、「Touch!Feel!Think!すべてが学びの場」という、斬新なデザインとコンセプトでつくられ、その中での学びには、みなさんも喜びを感じ、満足をしてくれたものと思います。
中でもキャンパスの大きな特色である「校舎まるごと図書館」は、約2万冊の書籍がテーマ別に各フロアに配架され、紀伊國屋書店のスタッフの方々のサポートもあり、皆さんが自分の読みたい本をいつでも気軽に読める環境になっていました。さらに、校舎のいたるところに記された著名人の言葉や名言などの数多くの「言葉のサイン」に触発された人も多いのではないでしょうか。その言葉のサインから一つ、紹介したい言葉があります。

To climb steep hills requires a slow step at first.

これはシェイクスピアのヘンリー八世の中に出てくる一節で、「険しい丘に登るためには、最初にゆっくりと歩くことが必要である。」という意味です。
人生には山あり谷ありです。これからの長い人生の中で、皆さんが思い描いたそれぞれの志を実現するために、乗り越えないといけない様々な苦難に直面することがあると思います。その時に、決して焦らず、じっくりと先を見据えながら一歩ずつ前進することが大切です。時には失敗や挫折を味わうこともあるでしょう。少し回り道をすることも必要かもしれません。目指すゴールを見失うことさえなければ、必ず志を実現できる、そう自分に言い聞かせるのです。つまり、最後まであきらめず自分の可能性を信じることです。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

これも言葉のサインにありました。スラムダンクの有名な一節で、皆さんもよく知っている言葉ではないでしょうか。 卒業後も、ぜひ立志式で発表した志論文を読み返してください。高校時代にはこんなことを考えていたんだと、懐かしい思い出とともに、また頑張ってみようという励みにもなるかと思います。
皆さん、あらためて卒業おめでとう。

これからも、「人間をみがく」ことを忘れず、健康に留意し、素晴らしい悔いのない人生を築いていってください。そして、自分らしく生き抜く力を身に付け、未来社会の担い手となることを期待しています。卒業生の皆さんの輝かしい前途を祝し、私からのはなむけの言葉といたします。

令和7年2月28日

大阪国際高等学校
校長 清水 隆

大阪国際中学校

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