ケンブリッジの昼間の気温は私たちが到着して以来少し高いとのことですが、朝夕はひんやり感じられ過ごしやすい気候です。
今日はサイエンスセミナーからのスタートです。細胞の成り立ちを確認し、ジップロックに入ったイチゴを手でつぶし、ザルで越して果汁を取りました。10分待ち、小さな容器に移したイチゴ果汁にアルコール液を注ぎ、しばらく待つと、DNAが現れました！アクティビティでは生徒の顔も輝いています。
 午後は社会変革について学びました。この分野は社会問題を解決するための革新的な事業・取り組みなどを指すものだそうですが、生徒達は、引用された3本の映像「自閉症の息子さんと始めたチョコレート事業」「ホームレスのためのアパート事業」「刑務所にいる人たちと家族を結ぶボイスメール事業」を食い入るように視聴していました。
その後「企業が社会的および環境的問題に対して責任を持つことは良い考えでしょうか？」という問いに対してグループ毎に賛成、反対の立場が与えられ、それぞれの主張を発表する活動に挑戦しました。制限時間内で自分の分担を原稿を見ずにしっかり発表できた生徒が多くいました。先生が言われた「答えはないんです。意見があるだけ。要はちょっとだけ批判的に見ること。あなた達は若い、だから社会を変えていけるんですよ。」と言う言葉は心に留めておいて欲しいと思いました。