大阪国際中学校高等学校

キャンパスの生きものたち 2 『カキツバタ』

「いずれが菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」…両者ともに優れていて、優劣をつけがたい時に用いる慣用句。二人の美しい女性を前にして、どちらが美人かと言われても…と困惑した状況などでよく用いられるセリフのようです。
植物の名前を判定するとき、どうしてもよく似た種の違いを識別しなければならない事態に直面します。カキツバタ、アヤメ、ショウブ(野生種はノハナショウブ、園芸品種はハナショウブといい、ノハナショウブから改良されたものとされています。)はアヤメ科アヤメ属の植物で、よく似ています。でも、その気になって調べてみれば案外簡単に識別できます。

【問題】カキツバタ、アヤメ、ノハナショウブの相違点を調べてみよう。
野生のカキツバタは激減していると言われています。その理由を考えてみよう。

 本校ビオトープの片隅にカキツバタがきれいに咲いています。ただ、この記事を書くのがちょっと遅れてしまったので、最盛期をやや過ぎていますので、その姿を見たい方は急いでください。

「知識の豊富な人」「好奇心旺盛で行動力のある人」は皆さんの身近におられますか?そういう人はどこか魅力的ではないでしょうか。でも、どんな人でも初めから何でも知っていたわけではないはずです。面倒がらずにちょっとしたことを調べて、きちんと理解しようとする態度が習慣化されている人、興味の幅が広く、面白そうだ、と思ったらまず経験してみようとすぐに一歩踏み出せる人、皆さんもそんな人を目指してみたらどうでしょう?

ビオトープに一度訪れてみてください。この季節、どんな人にも小さな発見があるはずです。

【キーワード】カキツバタ (生物の)種の識別

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