みなさん、こんにちは。

12月9日（金）に外資系企業のビジネスパーソンを招き、中１生と高１生に講演を行って頂きました。さて、この立志式に向けたとはどういうもののか…！

それでは、本編スタートです。

立志式に向けた講演会

2022年12月9日に本校講堂にて、商用ドローンで世界シェア・トップの中国企業DJI社（ディージェーアイ）の日本法人で顧問を務めておられる方を講師にお招きして、中学１年生及び高校１年生の全員を対象に講演会を開催しました。

これは、本校の「志の実現を支える」取り組みの中で、それぞれ、中学２年次と高校２年次に設定されている「立志式」（生徒各自が志を立てて、こう生きていくんだと宣言する宣誓式。生徒自身の人生設計としての論文を作成し、発表し合う場。）に向けて、生徒一人ひとりが自らの将来を設計するためのインプットとして、実業界（今後、生徒たちの多くが進むであろう世界）で活躍されている方の考え、体験、アドバイスに触れる機会を１年次に設定するものです。

講演は「グローバル視点でのエンジニアの行き方考え方」をテーマに二部構成で進められ、最初に「ドローン」について、飛行メカニズム、現代社会での活用の広がり、そしてこれからの新ドローンについて、動画も交えながら詳しく、わかりやすく説明をいただき、最後に、講堂内で実際にDJI社製ドローン飛行デモも披露されました。今回初めて、飛行を間近に見る生徒も多く、そのスピード感、旋回・ホバリングなどの機敏な動きに歓声、拍手が起こりました。

続いて、国内外の大企業（ダイハツ工業、パナソニック、DJIジャパン）でグローバルにエンジニア、商品開発の責任者として活躍をされてきたご経験を踏まえ、大学時代の楽しいエピソードも加えていただきながら、実際にビジネスの場面で体験したこと、学んだこと、感じられたことを共有いただきました。また、中国エンジニアとお仕事をされている中から、日本と中国の違い、そして、日本人の若者への激励メッセージも込められました。

ドローンの操縦デモ。多くの生徒にとって、こんなに間近に見るのは初めて。

生徒の皆さんが、これから社会に出てからのグローバルで「探究の連続」となる世の中でのキャリアイメージを描いたうえで、自らの進みたい道を具体的に考えるきっかけになったことと思います。とりわけ「グローバルに俯瞰的に考え、最後は自らが決めて、そして、早く動く！」という講師からのメッセージに共感する生徒も多く、今後の一人ひとりの志を込めた取り組みに期待し、しっかりとフォローをしていきたいと思います。

supported by 総合企画室　岸

最後に

ドローンも普及し、様々な場面での活用がされていますね（規制も厳しくなりつつありますが）。生徒たちにとっては実際に海外で働く人の話を聞けるのは貴重な時間だと思います。立志式に向けて、自分の志を少しずつ固めていってくださいね！