先週金曜日に、中3学年が修学旅行から無事帰阪しました。3日間かけて、兵庫、岡山、香川と様々な場所を訪問してきました。3日間の様子を振り返ります。
1日目は、ネスタリゾート神戸でのアクティビティ体験と、加西市の鶉野飛行場跡での平和学習でした。ネスタリゾートでは班ごとに人気アトラクションを巡り、どの班も自由時間を大満喫しているようでした。中には水に濡れたり、どろんこになったりしている人もいましたが、それも自然の中で体を動かして遊ぶ醍醐味ですね。
その後訪れた鶉野飛行場跡では、「紫電改」という当時の戦闘機の模型を見学し、ガイドさんの話を聴きながら戦争遺跡を巡り、実際に防空壕の中に入ることもできました。12月8日はちょうど80年前に真珠湾攻撃が行われ太平洋戦争が勃発した日です。そのような日に戦争遺跡を訪れて、当時の様子を想像し、平和について考えることができたのはとても貴重なことだったと思います。「平和に生きていることは当たり前ではない。戦争についてここで学んだことを伝えていきたい。」代表あいさつや、しおりの感想にあった言葉です。
2日目は、児島にあるベティスミスというジーンズ工場での体験、そして倉敷美観地区の散策と大原美術館の見学、その後香川県へ渡り、四国水族館の見学でした。ベティスミスでは、自分で選んだボタンとリベットをジーンズに取り付ける体験をしました。機械を使うときに意外と脚力が必要で苦戦している人もいましたが、ボタンの取り付け方をスタッフの方々が丁寧に教えて下さり、みなさん上手くボタンを取り付けることができていましたね。
日本最初の西洋美術館である大原美術館は、じっくり鑑賞しようと思えば何時間でも居られるのではないかと思うほど見応えがありました。倉敷美観地区では、散策とお土産の購入。紅葉も少し残っていて雰囲気の良い街並みでした。みなさん、修学旅行前に調べておいたお目当ての観光スポットやお店に行くことができたでしょうか?
四国水族館に到着すると、ちょうどイルカショーのクライマックスでした。四国水族館のイルカショーは、プールまでの距離がとても近くて驚きました。小さい水族館ですが、生き物を間近に見ることができ、興味深い生き物もたくさんいました。ペンギンのエサやりを楽しむ人もいましたね。ホテルに向かうときには瀬戸内海に沈む夕日を望むこともできました。
2日目の夜には、旧生徒会役員主催のクイズ大会が行われました。趣向を凝らしたクイズにみなさん大盛り上がりでしたね。旧生徒会役員さん、お疲れ様でした。とても楽しい会の企画と運営をありがとう!
最終日は中野うどん学校にてうどん作り、そしてこんぴらさん周辺の散策です。うどん学校では、2種類の方法でうどん作りに挑戦しました。先生がとてもユニークで楽しくうどんを作れましたね。作ったうどんはもう食べましたか?おいしかったですか?
こんぴらさん周辺の散策は、最後の買い物チャンスでお土産屋さんを廻る人が多かったですが、こんぴらさんに上る人もいました。
コロナ下で我慢の末、やっと行けた待望の修学旅行。みなさんにとってどんな3日間だったでしょうか?きっと楽しい思い出がたくさんできた3日間だったと思いますが、ただ「楽しかった!」だけで終わらせるのではなく、集団行動をする中で学んだことをこれからの生活に活かして下さい。また、何よりもこの旅行に行けたことに対する感謝の気持ちを忘れないでほしいと思います。たくさんの人の理解と協力の上でできた旅行です。その学びと感謝の気持ちも一緒に、思い出のアルバムに残しておいてくださいね。