養護教諭の加藤です。今は保健室が一年で一番大変な時期…そう、健康診断に追われる日々です。新入生の心電図、胸部X線撮影に始まり、尿検査、各学年の内科健康診断、身体測定、視力・聴力検査などなど…。
中でも身体測定と視力・聴力検査は、例年水曜日の午後2限を使い、教職員全員総出で行います。背の高い先生に身長測定をお願いし、女性の先生に体重測定を…。聴力検査はオーディオメーターを使いこなして下さる先生方にお願いし、担任の先生に視力検査をお任せして…という具合。さらに、体育館や廊下での誘導もとっても大切な役割です。皆さん手際よく測定・検査、指導・誘導して下さっています。
身体測定や視力・聴力検査を業者に委託する学校の多い中、本校では教員による実施というスタイルを守り続けています。理由は、先生方に生徒のことをより知ってもらいたいから。身長・体重・視力・聴力の測定や検査にかかわることは、担当のクラスや学年を超えて、学校にどんな生徒がいるのかを認識できる機会につながると考えているからです。
全ての先生方のご協力により、今年も無事身体測定と視力・聴力検査が終了しました。先生方、準備を手伝ってくれた生徒のみなさん、当日静かに測定・検査を受けてくれた生徒のみなさん、本当にありがとうございました
written by 加藤秀子先生