中学２，３年生総合授業が始まりました。

　囲碁や華道、書を用いたArt、木工、ダンス、それに加え、マジック、カメラ、PBL、そして今年度、新たにプログラミングの講座を開講しました。

　囲碁では思考力や想像力を膨らませ、華道では、花と会話し、それに自分の気持ちをのせ、生けるテーマを定めます。
マジックの授業？そうです！本校では、マジックを授業の一環で導入しています。マジックの技術を学べるのはもちろんですが、それは目的ではありません。マジックを通して相手とのコミュニケーション力向上の一助となれば、という思いでこの講座を開講しています。また、マジシャン特有の思考性も学べますので、発想の転換につながります。また、カメラでは、表現力を高め自分のイメージを具体的に映像化していく術を学びます。

今年度導入したプログラミングの講座はSTEAM教育の一環で、プログラミングを基礎から学び、LEGO SPIKEを用いて、ロボットを作成し、プログラミングで制御（コントロール）することを実習します。

　本校の２，３年生の総合の授業は、正規の授業では扱わない多様な講座を展開しています。生徒たちが各々興味のある講座を受講することで、表現力、思考力、判断力、コミュニケーション能力などの向上につながれば、と考えています。すぐにその効果が現れるわけではありませんが、将来、きっと役に立つ場面が出てくると思っています。何よりこの総合の時間は、普段よりも生徒たちのいきいきとした表情に触れることができますので、我々教員も楽しみな時間となっています（笑）

written by　中学主任　杉井