みなさん、こんにちは。
本の紹介にも教職員の個性が見えて面白いこの企画。本校の個性あふれる教職員の紹介とともに、どうぞ!
第6弾は「学びに貪欲!」、全力で学び、全力でおちゃめ、中学 学年主任の辰巳先生です!
辰巳ゆきえ
中学所属、英語科担当の辰巳ゆきえです。教員歴は約20年ですが、「まだまだ勉強が足りない!」という気持ちで、3年前に在阪アメリカ州立の大学院に通い始め、昨年6月に無事卒業しました!専門は外国語習得ですが、学んだことを日々の授業等に活かすことが当面の目標です。美味しいものを食べることが好きです。今のお気に入りは納豆トーストとごま油ポン酢のタレでいただくお好み焼きです。皆さんもどうぞ!
『命を燃やせ いま、世界はあなたの勇気を待っている』
著者:吉岡 秀人 出版社:講談社
❶この本を読んだきっかけ
筆者の吉岡秀人さんの活動はたびたびメディアでも取り上げられていますが、本校の「ココロの学校」の講師として数回来ていただいたことがあります。初めて来られる時に私自身の事前学習として、この本を読みました。
❷本の簡単な内容
吉岡さんは吹田市出身の医師で、ミャンマーやカンボジア、ラオスでの医療活動を長年続けておられます。貧困のために医療の手が届かない人々に無償で治療をするために、NPO法人を立ち上げて精力的に活動されています。本の中には、吉岡さんがご自身の経験から得られた、「自分が豊かに生きていくための知恵」が書かれてあります。
❸おすすめする理由
「将来、自分が何をしたいかわからない」「なんのために勉強するのか」「今をどのように過ごすか」など悩みの多い思春期真最中の中高生の皆さん、ついダラダラ、グズグズしてしまうことはありませんか?「義を見てせざるは勇無きなり」を体現されている吉岡さんの言葉は、「やらないことを選択したら、すべての可能性がなくなる」「成功の反対は『何もしないこと』」「しんどいことをやりなさい」など、きっと皆さんの背中を押してくれるでしょう。
❹みんなへのメッセージ
学校生活を送っていると、決まった授業や教科書等、用意されていることが多くて、つい受け身になりがちです。しかしながら、今中高生の皆さんも遠からず自立して、様々な選択を自分ですることになります。「自分の人生に受け身にならず、まず自分から関わっていく」と吉岡さんは著書の中で言っていますが、皆さんには、自らの意思で目標や計画を立てて行動することを、様々な活動を通して経験して欲しいです。