「あなたは何のために学んでいるのですか?」「あなたが本当にやりたいことは何ですか?」という問いかけから始まった講演会。
本校では入学以来、スタートプログラムでの問いかけ「生徒自身が自ら夢を持ち、志を立てて、この社会の存在価値を見出す。そしてそのために志を実現する。」を起点に生徒一人ひとりが自ら取り組むこととしています。今回は、今一度「志を立てる」ことそのものを考え、志を立てて実現していくための心の持ち方や方法について学ぶ機会を得て、一人ひとりの取り組みをより具体的に進めることを狙いに12月17日に講演会を開催し、中学1年生、高校1年生全クラスが参加しました。
講師は、昨年に引き続き自ら横浜市の中学校校長時代に学校全体の志教育に取り組み、だれもが志で繋がることを目指して全国的な活動をされている北見俊則代表さんにお願いをしました。
明快でエピソードをふんだんにちりばめた90分の講演の中に、「夢と志の違い」「志のある、なし」「一人ひとりのタイプ(役割分担)、違うタイプとの付き合い方」といったベースとなる知識の学びから、一人ひとりが自らの強み(本質的な素晴らしさ)に気づき、これまでの人生で繰り返しやってきた行動(動詞)を軸に「自分の志」を一文にして書き出す、そしてそれをクラスメートに伝え、感想を受けるペアワークがぎゅっと盛り込まれました。