3期生の中1学年のスローガンは「中学デビュー!」としています。やりたいかどうか迷ったことは、失敗を気にせずチャレンジしてみることを大切にしています!
そんな中1学年には特徴的な取り組みが1つあります。それは「生徒主体の行事」というものです。大人から与えられるだけでなく、生徒たち自身がしっかりと考えて行動できる人間になるように、自分たちで企画を立案するところから始める学年行事です。第1回目は「ミニ体育祭~本番の体育祭で出場しない種目に出よう~」でしたが、今回の第2回目の様子をご報告します!
この企画の大切なポイントは、立案から運営方法やルールつくりなども生徒たちで考え、進行させるところにあります。まずはじめにLHRで各クラスが立案するところから始まりました。ただ、なんとなく楽しいことを挙げていくのではなく、「その行事をすることでどのような学びがあるか」を考えて、各クラス様々な案を出してきてくれました!3クラスの意見を集約し、どのクラスも案の中に入っていた球技大会とハロウィン仮装を1つにまとめ「仮装 de ドッジボール大会」の実施が決まりました!
実施が決まれば、そこからはクラスでメンバー決めを行い、学代と副代が中心となり、運営方法やルールつくりを行いました。当日までの昼休みに何度も集まり、ロイロノートの共有ノートを用い、意見を集約し、進行のための台本作成とルール決め等を行いました。
「どんなことを守ったらみんなが楽しめるかな?」
「当日欠席者がいた時はどうする?」
「学代と副代だけじゃなくて各委員会にはどんな役割を与えたらいい?」
など、細かいところまでよく話し合って考えられていました!
そして、決まったことをクラスに伝達します。持ち物や集合時間なども普段は先生たちが言ってくれるもの。自分たちで考えて伝える難しさも感じたようです。
さあ、待ちに待った当日です!学代、副代の司会進行のもと、まずは開会式
2組の田中さんからは「なぜハロウィンでは仮装するのか」というお話もあり、学びもある内容でしたね!
ケガ防止のためにもしっかりと準備体操もしたあと、白熱したトーナメント戦が繰り広げられました!
試合が終わる度にチームリーダーが集まり、みんなにどんな指示を出したらいいか相談していました。
全試合終了後、生徒たちはとってもいい顔をしていました!
生徒たちで創りあげた行事で、人との関わり方や指示の難しさを学び、何よりも大きな達成感を感じてくれたことと思います。
最後に生活委員さんが書いてくれた感想を載せておきます。
1組生活委員さん
・ここまで引っ張ってくれた学級委員と副学級委員に拍手を送りたいです!中1だけでこんなに楽しいことができるとは思いませんでした!
これからもっと色々な行事を考えて、みんなと仲良くしていきたいですね!
・カチューシャなどの仮装を見ていると、「この子はこんなんつけているんやー!」みたいなささいな楽しみが生まれました!
2組生活委員さん
・本当は雨予報だったけれど、どうにか天気も持ってくれてどうにか全試合を終えることができた!自分的にはドッジボールでのチームとしての団結力を強くできるものだったと感じました。さらに、ハロウィンが近いことから仮装をしていつもと違う新鮮さもあり楽しくすることができたことがよかったなと感じました!
・声をかけ合ったり、合図を出したりして、チームで協力しながら全力で楽しめました!
それもあり、団結力がとても深まった感じがしました!
勝負に負けたとしても、勝ったとしても、それぞれのチームが最後まで楽しく遊んでいました!
3組生活委員さん
・学年全体でドッチボールをするのは考えたことがなかったけど、みんな強くて楽しかったです。3組が1位と3位を取っていたのですごいなと思いました!
・ドッジボールをすることよりも準備までの期間で学ぶことの方が大きかった!