一般社団法人日本動物実験代替法学会が主催する高校生チャレンジコンテストが8月16日に行われました。
その中で、本校の3年C組上村美雪希さんのチームが「ミジンコを用いたエピジェネティクス研究」により、「優秀賞」及び「AGC賞」に選出されました。
以下は上村さんからのコメントです。
「私は、一般社団法人日本動物実験代替法学会 3Rs開発委員会が主催の動物実験代替法チャレンジコンテストに出場させていただきました。
近年、世界では動物実験を減らす活動が盛んにされており、動物実験の代替法が求められています。
そこで高校生ならではの斬新な発想を提案できればと思い、私のチームでは遺伝子の研究においてミジンコを代替生物とした実験方法を発表しました。
今回のチームは大阪大学の高大接続授業の SEEDS プログラム 2ndstepの受講生同士で組んだもので、生物や化学に興味がある人達ばかりでした。そのため、今まで経験したことのないような深い議論を楽しめました。個性的なメンバーたちと一緒に研究するのは大変でしたが、だからこそ、チームで何かをやり遂げる力が成長した気がします。
また私自身の目標の達成に向けても、多くの学びが得られたと感じています。私は、緑と人とが繋がりを感じられる社会を創造することを志していて、動物実験代替法という考え方は動物も人もハッピーになれるという点で私の志と似ていると感じました。このコンテストじゃないと学べなかったであろう多くの学びを得ることができ、目標の達成に近づくことができたと思います。
高校から一歩外に出てみると、今まで知らなかった楽しい世界に沢山出会えます。皆さんも是非、課外活動を青春の一ページにしてみてください!」
「大会結果(HP)」
https://jsaae.net/award/awards_grant_challenge/