最終日は、グループプロジェクトの発表です。各グループのテーマはそれぞれ、『LGBTQ』『Overpopulation』『COVID』『Climate』で、グループ内で担当箇所のスライドを作り、全員で一つにまとめて、1人ずつ発表を行いました。どの生徒も堂々としており、他の国の生徒の良いところを取り入れているように思えました。
終了後はダイニングホールで全員揃ってアフタヌーンティーをいただきました。美味しいサンドイッチやスイーツでお腹が満たされた後には、今回のコースを修了した証明書と記念写真が1人ずつに手渡されました。
午後はケンブリッジの中心地までバスで移動し、パンティングを楽しみました。パントというのは船のことで、パンターが長いポールを操り、1.6マイル=約2.5キロの距離を進んでいきます。途中色々な話を聞かせてくれ、街のことが少しわかるようになりました。続いてキングスカレッジの教会を見学し、荘厳な美しさに圧倒されました。
とうとう最後のフォーマルディナーの時間がやってきました。美しく設えられたテーブルにキャンドルが灯され、正装した生徒達、今回の講師の先生方やティーチングアシスタントの卒業生はガウンを羽織っています。整然と並べられた銀製のカトラリーを見て、こういう時に礼法の知識が役にたつ、という声が聞こえました!コース料理はスモークサーモンの前菜、チキンのメイン料理、チョコとへーゼルナッツのムースのデザートを順番にいただき、身も心も満たされました。
今回の研修で最も勉強になった点は、英語で伝えることの難しさと必要性を身をもって感じられたことであったと思います。この貴重な経験が生徒一人一人のこれからの人生の糧となる事を願っています。