大阪国際中学校高等学校

キャンパスの生きものたち 15 『 カルガモ 』

「先生! ビオトープ池にカモが来ている!」
土曜日の午後の生物部の活動中、生徒から突然の報告。活動はいったん中断、カメラやiPadを各自持ち出し、静かに池の周囲に近づく(この辺りの行動はさすが生物部!)。2羽のカルガモをかなり近い距離で観察、撮影することができました。
開校1年目にも、この時期にカルガモが来ていました。2年ぶりの飛来ということになります。日本ではカモ類は主に冬鳥ですが、カルガモはカモ類では珍しく年中日本に留まる「留鳥」です。つまり夏に日本で見られる野生のカモはほとんどカルガモです。したがって子育ても日本で行います。(カルガモの親子の行進がたまにニュースになったりしますね。)4月下旬から7月までが繁殖期で、つがいでの行動が見られる時期です。このカルガモ達も営巣,産卵の場所を探しているのかもしれません。さて、本校のビオトープ池は彼らの新居として、お気に召さなかったか…、しばらくして、2羽とも飛び去ってしまいました。

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【問題】
大阪の池や河にやって来るカモ類にはどのような種類がいるでしょう。
また、それらのカモ達は今の時期にはどこでどのように過ごしている
でしょう。

「体の大きい方がメスかな?」と、生徒からの質問。難しい質問です。なぜなら、これも他の多くのカモと違い、カルガモは雌雄がほぼ同色です。それでも雌雄の区別をしたい人は方法が無いわけではないので、自分で調べてみましょう。


【キーワード】カモ類 冬鳥と留鳥 繁殖期

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