高校2年生の古典探究の授業内で、山梨県で開催されている連歌コンクール「第二十五回酒折連歌賞」に向けて、作品を出したところ、本校生徒が2名入賞しました。
2年C組 今村航汰・・・アルテア部門特選
問いの片歌・・・巣ごもりがどうやら終わり春が近づく
生徒の作った返歌・・・地図は捨て風切羽とわがままに飛ぶ
本人コメント・・・選ばれるとは思っておらず、驚きましたが、同時にとても嬉しいです。この歌は僕が好きな曲の影響を受けています。もしどの曲かわかった人がいたら、心の中でニヤニヤしてくれればいいなと思います。
2年C組 新見透・・・アルテア部門特選
問いの片歌・・・ひとつぶの種をまく朝ひかりこぼれて
生徒の作った返歌・・・こぼれゆく黒のカカオにこどもの涙
本人コメント・・・まさか100選に選ばれて、その中でも特選に選ばれて嬉しいです。
社会問題に目を向けて連歌を作ろうと思い、カカオ栽培のこどもの強制労働について歌を作りました。日本は平和だけど、他の地域ではこのような現状があるということを伝えたいです。
以下のHPにも作品が公開されております。
http://www.sakaorirenga.gr.jp/25threnga_p/25th100sen.html
http://www.sakaorirenga.gr.jp/25threnga_p/25th100sen_cmpl2.htm
全体で約30000、大阪府からも約1800の作品が出された中で、100選に2名選ばれたのは大変喜ばしいことです。
今後も言葉に対する感性を磨いていってくれることを期待しています。
古典探究担当 今井亮輔