みなさん、こんにちは。
本校では「ココロの学校」という名で、様々な分野の第一線でご活躍されている方々のお話を直接聞かせていただき、生徒の心に火をつけることで日々の生活や学習に対してのヒント、ひいては生徒の将来へのヒントやエールになるきっかけづくりをしております。
先日も高校1年生で「ココロの学校」が実施されましたので、お伝えします。
それでは、本編スタートです。
ココロの学校(高1)
先日、高校1年生を対象に、多様な人々との対話・交流を通じて豊かな心を育む「ココロの学校」を行いました。
記念すべき今年度の第1回目は、ウクライナ研究の第一人者で、テレビでお馴染みの、神戸学院大学教授の岡部芳彦さんをお招きし、「ウクライナの真実ーウクライナとの出会い、フェイクニュースの見わけ方ー」と題して、ご講演いただきました。
ウクライナで犠牲となった方々への黙祷を捧げてから始まった講演では、ロシアによるウクライナ侵攻によって、突然メディアから専門家として意見を求められた経緯や、いかにしてメディアがニュースを作り出しているのかを、ご自身の体験談をもとにして面白おかしくわかりやすくお話いただきました。
ゼレンスキー大統領と会った経緯はもちろん、ウクライナの首都キエフの呼称がキーウに変わった経緯や、メディアで用いられている資料にも幾多の間違いがあるなど、日常では知りえない様々なお話をしていただき、生徒たちも興味津々な面持ちで講演に聞き入っていました。
高校生のころ、ソ連崩壊直後のロシアやウクライナを訪れてすっかりに魅了されて以来、ウクライナをひたすら追い求め続けてきた岡部さんの飽くなき「探究心」を、生徒たちも感じ取ってくれたようです。自分が「これだ!」と思えるテーマを見つけ出してもらいたいと思います。
最後に
昨今話題のウクライナ。
生徒たちもテレビ・ニュース等で必ず目にしていると思いますが、今一つどういうことなのかわっていない子もいるのではないでしょうか。今回はきっと普段では知りえない話を沢山聞くことができ、貴重な時間となったと思います。
この経験が今後の活動において様々な視点から物事をみるきっかけとなればいいですね。
supported by 企画部 西田