高校国際バカロレア(IB)コースでは高1での準備期間(Pre-IB)を経て、高2となる本年より、2年間のディプロマプログラム(DP)がスタートしました。
DPでは選択履修を行う6つの学習分野(言語と文学/言語習得/個人と社会/理科/数学/芸術)をJapanese以外はすべて英語で、かつ探究的に学び、それらをベースに特徴的な必修科目であるIBコア(知の理論/CAS/課題論文)に取り組みます。
その中でCAS(Creativity/Activity/Service)は教室の中の学びだけではなく、芸術やスポーツ、課外授業、ボランティア活動など様々な体験を通じてバランスよく成長を図るものです。
本日は、CAS取り組みの一つとして、地元小学校の児童クラブにて夏休み期間中の小学生の支援ボランティアに取り組んだ事例を紹介します。
高2のIBコース生はひとりで、児童クラブの支援員に加わり、小学生の宿題、遊び、コミュニケーション、時には得意の英語を活かした簡単なレッスンを行います。
短い期間ではありましたが、年齢の比較的近い高2生を小学生たちは「先生、先生」と慕い
、まとわりつくように取り囲んでは、一緒に会話をしたり、読書をしたり、ゲームで遊んだり、宿題の面倒を見てもらったりと本人にとっても学校では味わえない貴重な体験となりました。そこでは、教室とはまた違う、少し大人の顔を見られ、大きな学びとなったことと思います。また、このような形で学校、地域への貢献につながれば大変ありがたいことです。
地域の一員として、また、生徒の学びの機会として、今後ともつながりを持っていきたいと思います。