高校2年生の看護医療進学コースは7月19日(水)に森ノ宮医療大学に行き、臨床検査と看護の実習型の授業を受けてきました。
臨床検査の役割や種類を聞いたあとで、いよいよ採血スタートです。
本物の針を刺して採血をさせてもらいましたが、緊張と不安で針が思うように刺せなかったり、片手で検体の採取をするのは難しかったみたいです。
その後、凝固検査にチャレンジしました。
試薬の分注・秒数の測定をしましたが、みんなの結果がバラバラでうまくできない人もいましたが、どのように検査しているのかがとてもよくわかる授業でした。
検査というのはなかなか普段目にする機会がないので、とても良い経験ができ、また、検査とは何かを感じさせてもらいました。
次の授業は看護分野についてです。
手洗いの必要性とバイタルサインの1つである脈拍についてでした。
まず、実習室を使う上で入室前のマスクの交換や手指の消毒の大切さを学びました。
現在、インフルエンザや新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ効果的な方法のひとつとして、「手洗い」というのは当たり前ですが、19世紀においては、非常識ですらあったみたいです。
ゼンメルワイスという医師が手洗いをすることで、産褥熱による死亡率を下げることができたみたいです。
当時、目に見えない菌やウイルスというのは信じられないみたいです。
今、こうやってこの記事を読んでいる人も、きっと自分の手が汚いなんて思っていないと思います。
ここで、実際に手洗いをして、どれくらいしっかり手が洗えているのかチェックです。
特殊な光を当てて、汚れを見てみると、、、。
まだまだしっかりと手洗いをしないといけないみたいですね。
「日常的手洗い」「衛生的手洗い」「手術時手洗い」という手洗いの種類があり、適宜必要な手洗いができる必要があるみたいです。
次に、バイタルサインの意味と脈拍について学びました。
看護師はバイタルサインをみることで患者さんの健康状態を知ることができます。
実際に、自分の脈拍を測って、どれくらいが正常値で脈が速いとどういう状態なのかなど学び患者さんの健康状態の把握の大切さを学びました。
あっという間に、時間が過ぎ、最後は屋上で集合写真です。
少し身を乗り出すと海遊館とUSJが見えました!!