先日の中学園芸講座で行われた農作業は、体育館敷地内の空間にひまわりの種を植えること。そのためには、まず土を掘り起こして、肥料を混ぜていく作業をしなければいけません。慣れない耕運機を動かしたり、スコップや三角ホーを使って、汗をかきながらひたすら作業をこなしていきます。これには生徒たちもちょっとお疲れ気味。でも、うまくいけば、学校の正門から続く道路から体育館前にひまわりの花が咲き誇る姿を見ることができるようになるでしょう。楽しみですね。
さて、1時間かけて種を植えることできたら、今度は学校内の農場に戻って、トマトやオクラの支柱を立てたり、先日大枝公園で開催されたフリーマーケットでいただいたマリーゴールドの花の苗をプランターに移植します。トマト、オクラ、トウモロコシ、ズッキーニ、そしてジャガイモ。何とか無事に育ってくれているようです。少しずつ畑らしくなってきましたね。
これから気温も高くなり、雨も振り続け、いままで以上に注意深く作物の世話をしていく必要があります。地味な作業が続きますが、それでも生徒たちは野外での活動に充実感を覚えてくれているようです。農作業には体力が必要ですが、こうした作業を通じて体力のみならず、AIに負けない豊かな「感性」も育んでもらえたならと思います。
文責 その日の午後は自身の畑で汗をかいてきた
園芸大好き教員 西田