いよいよグローバル祭の始まりだ。今日は、グローバル祭のオープニングともいえるコーラス大会が行われた。今年も、高1・高2 全17クラスの美しい歌声がメモリアルホール一杯に響き渡った。
どのクラスも夏休み中から練習に入り、二学期が始まってからは連日、練習を重ねてきた。グローバル祭の出し物の準備と平行して行われる放課後練習。パート練習や難しい部分を繰り返し歌い込むなど、限られた時間の中で工夫し、少しでも完成度の高い合唱を作り上げようとする熱意が日々高まっていく。その熱意が爆発し、あふれ出すのが本番の演奏だ。
今日は、どのクラスも心を一つに合わせ、最高の演奏を披露してくれた。また、音楽選択者による演奏は日頃の授業の成果が結実した見事なものであった。
生徒の演奏が終わったあと、審査員の先生方の特別演奏を鑑賞した。ヴェルディのオペラ「椿姫」の「乾杯の歌」や、ショパンの「ノクターン」などの名曲にうっとりと聞き惚れた。最後に、サプライズとして、先生方の「おお、シャンゼリーゼ」合唱も披露され、大喝采の中、喜びと感動に満ちて、コーラス大会は幕を閉じた。
コーラス大会を通して、生徒たちは音楽を聴く楽しみとはまた別に、皆で音楽を創りあげる苦労や喜びという宝物を手に入れたに違いない。生徒たちと教員と審査員の先生方や保護者の方々とが音楽を通してしっかりと一つに結ばれたひとときであった。
コーラス大会の結果は以下の通り
最優秀賞 1年I組
優秀賞 2年H組
優良賞 2年G組
審査員特別賞 2年E組
指揮者賞 2年G組 西 太陽 君
1年I組 蓑島 彩音 さん
伴奏者賞 1年I組 樋口 友紀 さん
国語科 中村 美佐子