大阪国際中学校高等学校

アクティブラーニング

こんにちは。数学科の松井です。
 
最近よく耳にする「アクティブ・ラーニング」とはどういうものなのか、数ヶ月前から授業で実践しながら、どういう方法が良いのか試行錯誤しています。これまで行ってきた、「教員が前で説明をする」だけの授業では、わからない問題があってもなかなか授業内では質問できずに苦しんでいる生徒がいました。中には途中で寝てしまう生徒も。そこで、何か手を打たなければならないと思うようになり、アクティブ・ラーニングがどういうものなのかを調べて、色々試してきました。
 
現在行っている授業のルール
・教員側からその時間の課題を提示する(解答を教卓においておく)
・生徒は個々に課題に取り組む(教卓の解答を見てもよい)
・最後までできた人は、黒板の座席表の自分の名前に○をつける
・○が付いた人は、○が付いていない人に教えに行く
 
この形式で授業を行うようになってから、寝てしまう生徒がなくなりました。わからない所を聞けなかった生徒も、友達になら聞きやすいようで、ポイントは「教員側は生徒の質問に一切答えない」こと。質問されたら質問で返します。授業ごとに改善を試みて、本日ようやく理想の形が実現できました。なんと、授業クラス全員が1対1のペアになって教え合いをしていたのです。(シャッターチャンスは逃しました・・・)終わって待っているだけの生徒もいなければ、わからない所を聞けていない生徒もいませんでした。
 
一度解いた問題を他人に説明することで、頭の中が整理され、よりいっそう理解を深めるというのが狙いです。今後もより良い授業ができるように最善を尽くします。

written by 数学科 松井

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