本日はさわやかな秋晴れ。
校庭のユキヤナギが数輪の花をほころばせている。
本来は4月に開花する植物であるが、この陽気に惑わされたのだろうか。
先週末から本校は高校3年生を除き、保護者会期間中となった。
午後には保護者の方々が来校され、担任との個人面談の時間をとっていただいている。
「保護者会日和」という言い方は少々おかしいが、
折角お越しいただく日に、やはりさわやかな天気はありがたい。
さて、保護者会期間中、集会室では自分の面談時刻まで待機する生徒が自習をしている。
特に自習を監督する教員はついていない。
それでも大半の生徒は私語もせず、熱心に勉強している。
強制的にやらされるのではなく、空いた時間に、自然に机に向って
勉強する姿勢が身についている本校生徒の姿には感心させられる。
「空き時間に自習に取り組むことができる」というのは、
単に学力向上のため、というにとどまらないことだろう。
今何をすべきかを理解し、漫然と時間を過ごすことなく、
どんなときも物事に誠実に取り組む生徒でいて欲しいと心から願う。
監督のいない自習室で自習に取り組む生徒は、何だか頼もしい。
written by 教務主任 中村