10月は中間考査に、入試説明会。さらには高校生の模試があったりと行事がもりだくさん。気合を入れて仕事するぞー！
と、はりきる僕の心の癒しとなったのは、「ココロの奉仕」に取り組む中学三年生の姿でした。
本日は、特に印象的だったエピソードを紹介します！
 
デイサービス施設にて、高齢者の方向けのレクリエーションとして、漢字クイズを考えてきたという、３年１組の男子トリオ。植物や魚といったテーマを軸に、楽しくクイズをしていたところに突然出てきたこの漢字、「薊」。

みなさんは読めますか？

正解は「アザミ」（スコットランドの国花だそうです！）なのですが、なんとこの漢字。一学期に国語の授業で「二つのアザミ」という随想を読んだときに彼らが学んだものだったのです。

「あっ！」と驚く僕を見て、三人組も思わずニヤリ。その表情は「俺らちゃんと学んだことを活かしてるで！」と書いてあったように思います。
　高齢者の方に楽しんでいただこうと一生懸命企画したということでしたが、ちゃんと授業で学んだ知識を活かしている・・・こうやって「ココロ」も「学力」も成長していくのだなあと関心してしまいました。
 
　今回、「ココロの奉仕」に参加した生徒たちが、ひと回りもふた回りも成長した姿を授業で見られるのが楽しみです。

written by　1-E担任　今井