「先生、まじでこの天気でやんの?」
文化祭当日、このような言葉を生徒からちらほら聞きました。その気持ちもうべなるかなです。なぜなら、外は大雨。ましてや大雨警報まで出ている状況。いくら困難や苦労を乗り越え、文化祭の準備をしてきた彼らでさえ手をこまねいてしまう状況です。
しかし時間は刻々とせまり、開会式を経て、9時半を越えるとその様相も一変しました。
A組の焼きそば B組のたまごせんべい C組のチョコバナナ D組の綿菓子 E組のパンケーキ F組のフランクフルト G組のたこやき H組のチヂミそしてI組のみたらし団子。どれも先ほどの様子とは打って変わって、クラスで作り上げた傑作を売ろうと奮闘しています。ネガティブな言葉を吐く生徒はいません。協力し、笑い合い、必死な様子で食品を売り上げています。
感極まるものを感じました。若者のエネルギーを感じました。
最終的にはどのクラスも晴れの状態と遜色ないほどの売り上げを伸ばしました。昼頃には彼らの気迫に押されたのか雨も上がっておりました。
雨を吹き飛ばすほどの文化祭。
一教員として生徒の素晴らしい側面を見られたと思います。
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written by 生徒会顧問 山田