今週末(1/17、18)、いよいよセンター試験です。
全国約700会場で56万人の受験生(高3生は45万人)が同一の問題に挑戦する国内最大規模の統一試験です。本校では、卒業予定者304人中299人が大阪府下の6大学に分散して受験します。中には進路が確定している人もいますが、多くは受験本番はこれから、特に国公立大学志望者にとっては最も重要な試験になります。大和田生全員が精一杯の力を発揮し、最高の結果を残せるよう心から祈っています。
1979年1月、大学共通第1次学力試験としてスタートし、1990年に大学入試センター試験と改称、私立大学も試験結果を利用できるようになりました。2006年から英語リスニング試験も始まり、ほぼ現行の全国統一テストになりました。次年度(2021年入試)からは「大学入学共通テスト」に衣替えしますが、英語外部試験や国・数の一部記述式問題導入が見送られたことで、今まで通りのマーク式テストと同様の実施形態になりそうです。この新テストに向け、センター試験もより読解力・思考力・応用力が求められる問題に徐々に変化しています。よく練られた良問が多く、過去問題に取り組むことで弱点強化を図れます。高3以外の学年の人(特に高2生)も大いに活用してはいかがでしょうか。
高2生は新テスト1年前、秋の推薦入試までには9ヶ月しかありません。受験勉強に本格的に取り組むのに、この3学期は非常に大切な期間になります。少しでも早く受験意識を高め、日々の学習活動を堅固なものにして下さい。数多く模試を受験しますが、自分の弱点発見と克服・高校内容の復習などに有効に利用してもらいたいと思います。
3学期は新しい環境への挑戦などでとても忙しい時期です。高3生・高2生以下のみなさんも新学年への準備を始めなければなりません。より良い学園生活を過ごすためにも、今年度中にやり残したことが無いようしっかりこの1年を振り返り、その反省とともに次年度への目標を明確にして下さい。
健康に留意して学校生活を頑張りましょう。
written by 進路主任:瀧川幸紀