全日本セッター宮下遥選手をはじめ本校の卒業生8名が在籍する岡山シーガルズが25日2019-20V.LEAGUEファイナル進出を懸けてデンソーエアリービーズと対戦。
1セット目幸先の良いスタートを切ったものの中盤で追いつかれ逆転を許す。しかし、今シーズンのシーガルズはここからの粘りが凄い。デュースの末1セット目を26-24でセットを奪う。2セット目も連続得点で圧倒しファイナルに王手をかける。しかし、相手もそう簡単には勝たせてくれず、試合の行方は最終セットへ。エース金田(2011年大阪全中優勝のエース)の両チームトップの28得点の活躍もあり、最終セットを15-7でデンソーエアリービーズを下し、2013-14シーズン以来2度目の決勝に駒を進めた。
ファイナル優勝決定戦の相手は191cmエースのアンドレア・ドルーズ、ヒックマン・ジャスティスの2人の外国人選手を擁するJTマーベラス。
第1セットの序盤は相手の高い壁に阻まれ、後半選手を入れ替え反撃したもののあと1歩及ばずこのセットを落とす。
第2セットになりシーガルズらしい好レシーブから攻撃に繋げ、途中交代で出た高野由里加選手(2011年大阪全中優勝メンバー)の活躍もあり、26-24でこのセットを取り返す。
3セット目、勢いに乗ったシーガルズは宮下選手の多彩なトスワークで攻撃陣を操り25-23でこのセットを奪い、ついに王手をかける。
しかし、4セット目を奪われ勝負の行方は最終セットに。
最終セットJTマーベラスはドルーズ選手にボールを集め、長身から繰り出されるスパイクを必死で拾い、反撃したものの初の栄冠にはあと1歩届かず準優勝となった。
しかし、本校の卒業生である宮下選手、金田選手はレギュラーとして今シーズン大車輪の活躍を見せた。また本校の強化1年目の選手で今の大和田の基礎を作ってくれたキャプテンの吉田みなみ選手、金田選手とともに全中優勝を果たした高野選手も途中から流れを変える活躍を見せた。
本日は出場の機会はなかったが、森田夕貴選手、長瀬そら選手、前田明里選手、高柳有里選手もシーズンで活躍の機会もありチームの勝利に貢献した。
外国人選手を擁さず、和の結集(チーム力)で決勝の舞台に立った岡山シーガルズは惜しくも敗れたものの本当に素晴らしい活躍でした。
今シーズンの経験は来シーズン、そして東京オリンピックへと繋がるはずです。日本一に向けて卒業生の挑戦はまたまだ続く。
中学生もいよいよ2月2日(日)から大阪新人大会が始まります。先輩たちの活躍する姿を見て、たくさん学んだことを自分たちに活かしてくれると期待しています。
いよいよ日本一達成に向けての挑戦が始まります。精一杯頑張りますので何卒ご声援よろしくお願いいたします。
【ファイナル4】
岡山シーガルズ3(26-24・25-14・19-25・23-25・15-7)デンソーエアリービーズ
【ファイナル】
岡山シーガルズ2(22-25・26-24・25-23・14-25・7-15)3JTマーベラス
☆準優勝
写真アルバム(パスワード有)
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written by 中学バレー部顧問:木村