大阪国際中学校高等学校

サッカー部便り

2月1日(土) 於:東淀川高等学校
 高円宮杯U-18サッカーリーグ大阪4部
  北河内・大阪市ブロックDグループ
   国際大和田 ● 1-2 ○ 汎愛B
 

令和2年度(2020年度)のU-18リーグ戦が開幕しました。本校は、学校行事の都合で2月に入ってからのスタートになりました。初戦は、常にリーグ戦でグループ首位を争う、汎愛高校との対戦になりました。


本校は、前の枚方FC戦との戦い方を基礎に、①守備を意識する。②ボールを保持し、つないで攻める。③切り替えを早くし、プレーを継続する。という3点に焦点を当てて、試合に臨みました。


試合開始早々に、守備の連係ミスで、左サイドでボールに集中したため、反対サイドにフリーの選手を作ってしまい、簡単に得点を許してしまいました。最悪のスタートで、ガタガタと崩れる心配がありましたが、チームで声を掛け合い、気持ちを入れ替えてキックオフをしました。失点をしたことで反対にリラックスできたようで、ボールをつないで攻めることができるようになりました。


押し気味に試合を進めると、前半の終わり34分に、中盤で横パスをつないだ後で、佐竹(2年)から縦にスルーパスが川上(2年)に渡り、相手ディフェンスを振り切った川上が、GKと1対1でシュートを決め、同点に追いつきました。


後半は、相手のスピードが速く、プレッシャーが強くなり、押され気味になりました。何とか10分過ぎまで失点せずに堪えていましたが、ボールを奪って攻めようとしたところを逆に取られ、すぐに逆サイドにボールをパスされ、ディフェンスの裏を取られ、手痛い失点を喫しました。


同点に追いつくため、攻めに転じようとしましたが、ボール離れが遅くなり、前半のようなリズムが作れませんでした。ボールを持ちすぎて取られ、それを嫌がってロングボールを蹴ってしまうという展開になり、わずかなシュートチャンスしか作れませんでした。そのまま試合が進み、非常に悔しい敗戦となりました。


強豪チームを相手に、自分たちの試合ができる場面があったことはプラスの材料です。リーグ戦は始まったばかり。次戦に向けて、さらにコンビネーションを高めていきたいと思います。

written by サッカー部顧問 辻潔

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