保健室の小野です。
外出自粛が続く中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
家にいる時間が長くなり、自由にできる時間が増えたことで睡眠や食事の時間、運動習慣などが崩れてしまっていませんか?不規則な生活や過剰なストレスは免疫力の低下にもつながります。自分の体を大切にしてあげてくださいね。
さて4月も終わりに近づいていますが、食料品の買い出しに出ると春の食べ物が並んでいます。旬の季節の食べ物にはその時期にからだが必要とする栄養が豊富に含まれていて、味も抜群に美味しいです。この時期が旬といわれる食材の一部をあげています。美味しい料理はストレスの軽減にもつながります。是非家で調理してこの春の食事を楽しんでください。
●たけのこ(旬の時期:4~5月頃)
今の時期だと水煮でない茶色の皮付きのたけのこが店頭に並んでいます。食物繊維が豊富で、下痢や便秘の改善に効果的です。そして脳を活性化させる神経伝達物質(ドーパミン、ノルアドレナリン)などの分泌を高めるチロシンが含まれています。ドーパミンが不足すると集中力や物事への意欲が低下します。勉強する気がでなくて、元気もない…、そんな時はたけのこを食べるのもいいかもしれません。
▷たけのこのおすすめレシピ
「たけのことそぼろの香りごはん」(キリンレシピノート)
https://recipe.kirin.co.jp/a02846.html
「若竹煮」(キリンレシピノート)
https://recipe.kirin.co.jp/a03010.html
●新たまねぎ(旬の時期:4~7月頃)
新たまねぎは水分を多く含んでいて、甘味が強めのたまねぎです。新たまねぎに関わらず、たまねぎには硫化アリルが多く含まれていて、ビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を活発にし、消化液の分泌を促進し食欲を増進させます。
▷新たまねぎのおすすめレシピ
「新玉ねぎとツナのごまサラダ」(オレンジページnet)
https://www.orangepage.net/recipes/detail_125000l
硫化アリルは水溶性で熱に弱く、長時間水にさらしたり加熱するとあまり摂取できません。新たまねぎは生で食べやすいので、手軽にオニオンサラダやドレッシングにするのもおすすめです!
他にも苺など春には美味しい旬の食べ物がたくさんあります。
学校再開後、皆さんが元気いっぱいな笑顔で登校してきてくれることを楽しみにしています。
written by 保健室 小野