顧問:辻 潔
10月18日(日)北河内リーグ Bグループ第1節
国際大和田 ▲3-3△ 常翔啓光
6-7(PK戦)
得点者:岡(2年)2点、永井(2年)1点
3年生が中心の大会、U-18リーグ戦、高校サッカー選手権予選が終わり、今月から、2年生中心の新チームでの大会、北河内リーグが始まりました。本校の第1戦は、18日(日)、門真西高校のグランドで、1試合目の常翔啓光戦でした。常翔啓光は、昨年もリーグ1位となった、このグループで最も強い相手です。
中間考査明けの初めての試合でもあり、選手のコンディションが心配されました。また、前日の雨のため、グランド状態があまり良くなかったこともマイナス要素でした。しかし、選手たちは、試合開始から、自分たちのプレーを発揮し、1対1に負けず、競り合いにも対等に渡り合い、相手に引けの取らない立ち上がりでした。
すると、前半7分、左からのクロスをゴール右で受けた永井(2年)が右足を振りぬき先制点を奪うと、前半18分には、相手のボールをカットした山尾(2年)から、グランド中央で岡(2年)へとパスがつながり、岡がそのまま相手ディフェンス3人をかわし、最後はGKを抜いて2点目を決めました。
前半2点リードを奪われ、常翔啓光はギアをあげ、前係りに来ました。前半終了間際、本校のゴールキックをヘディングで折り返され、ボールがディフェンスの裏に抜けたところを相手FWが拾い、そのままシュートを決められ、2-1の一点差になりました。
後半は相手の圧力がますます高まります。本校はなかなかシュートチャンスを得られないまま時間が過ぎ、後半13分、相手に左サイドを崩され、深い位置から折り返されたボールをゴール前で合わされて2-2の同点となりました。
その後は、勢い込んで攻めてくる相手に防戦一方となりました。キャプテンの西川(2年)を中心になんとか持ちこたえていましたが、試合終了間際のコーナーキックからヘディングシュートを決められ、2-3と逆転されました。
これで万事休すかと思われました。しかし、本校は諦めずに直後のキックオフから攻めに出ます。アディショナルタイム、中央で得たフリーキックを萩原(2年)が相手ゴール前に送ると、FW山田(2年)が競り合い、こぼれたボールを再び岡(2年)が決め、3-3の同点としました。劇的な同点ゴールの直後、試合終了となりました。
北河内リーグは、同点の場合は、PK戦を行うというルールです。本校のGK、奥田(1年)が1人目を止めて有利になりましたが、残念ながら、8人目まで進んだところで力尽き、悔しい敗戦となりました。
それでも、最後まで諦めずに戦えた自信を次の試合に生かしたいと思います。
written by 高校サッカー部顧問:辻 潔