ビオトープ池の維持作業
11月5日土曜日、晴れて風のない土曜の午後に生物部がビオトープ池の維持作業を行いました。
この池に水が入ってから1年がたち、植物は池の上に枝葉を伸ばし、藻類が水中で繁茂しました。
光合成でつくられた有機物が池の中にゆっくりと確実に蓄積され、池はある意味・汚れた「冨栄養」状態へと着実に変化してきました。
来年も、トンボのヤゴやゲンゴロウが澄んだ水の中で生きる姿を観察できるように、池周辺の枝葉を剪定し、落ち葉をかき集め、枯れた水草を引き抜き、池の底の落葉と藻類を浚渫しました。
池の中央はかなり深いので、潜水士免許をもつ教員がウェーダーを着用して半潜水状態で作業を行いました。冬がやってくる前に身支度を整えてまた来る春をまちます。
生物部顧問 廣瀬祐司