5月1日(日)、大阪国際中学・高等学校としては記念すべき第1回目の定期演奏会「スプリングコンサート」を実施致しました。お天気が危ぶまれたものの開演前にはすっかり雨も上がり、たくさんの方々に足をお運びいただきました。ホールでは、感染症対策のためソーシャルディスタンスを設け、あらかじめ座席を指定したうえで関係者の皆様に限定した形で行い、直接会場にお越しいただけない方々には、YoutubeLiveにて無料配信を行いました。
コンサート第Ⅰ部は、マーチ「ブルー・スプリング」に始まり「うつくしの島」、そしてプッチーニの有名な歌劇『ラ・ボエーム』から数曲を、顧問田阪によるオペラ解説と生徒たちによる寸劇を交えてお届け。また、様々なビンやボトルを楽器に見立てて演奏する毎年恒例のボトル・コンサートに加えて、「サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーと盛り沢山の内容。続く第Ⅱ部は、脚本、演出、演技まで、すべて部員自身が手がけた企画劇「ある小説家の物語」を、そして懐かしい昭和のポップスメドレーなどで構成された第Ⅲ部では、最後にOBOGも参加して厚みのあるサウンドをお届け致しました。お客様の温かい手拍子も加わり、部員たちも心地よく演奏することができました。
ところで、コロナ禍とともに高校生活が始まった高3生にとっては、思う存分部活動に打ち込めない状況でしたが、それでもこうして花道となるコンサートが開催できたのは、部員たちの努力はもちろん、保護者の皆様の温かいご支援とご理解、OBOGのご協力、そしてクラスメイトの友情の賜物だと思っております。あらためて厚く御礼申し上げます。
また、部員たちによるウクライナ人道危機救援金(日本赤十字社)への募金の呼びかけに応じてくださった皆様、部員たち自身が考えて実施したコロナ感染対策にご協力くださった皆様、Youtubeを通じてご視聴くださった皆様方にも、重ねて深く感謝申し上げます。
これからも音楽の持つ力を信じて、たくさんの愛と喜び溢れる音楽をお届けしたいと思っております。今後とも吹奏楽部へのご声援をよろしくお願い致します。
吹奏楽部顧問 西田