学校全体が図書館
本校では、学校全体が図書館となっています。現代社会で生き抜く力をつけるために、一般的な図書館とは異なる知識欲と探究心をかき立てるような校舎デザインを採用しました。読書を通して多様な価値観に触れる機会を演出することで生涯読者を涵養し、主体的に学び、考えることができる人物の育成を目指します。
施 設
学校全体が図書館
4階建ての校舎棟の廊下や壁には、いたるところに本棚が設けられていて、本をすぐに手に取ることができます。
テーマごとに配架
本は、一般的な図書分類法とは異なる、学校独自の5つのテーマ「世界へはばたく」「日本をさぐる」「自然にふれる」「社会をかける」「自分をみがく」で配架されています。自分の嗜好や興味から本を探しやすい仕様になっています。
司書
1階のカウンターには、紀伊國屋書店より派遣された司書が、英語が話せる司書も含め常時3名います。カウンターが学校の中心にあるので、気軽に司書に相談することができます。
データ
・蔵書数18,588冊(うち、洋書は3,933冊) ・雑誌28タイトル
・新聞8紙 ・データベース3種 ・自動貸出機2台 ・ICタグ管理
(2024年8月23日 現在)
取り組み
本の貸出・返却だけではなく、朝の読書や探究学習など、教員と連携した学習支援も実施しています。
読書推進
生徒と本の出会いを促すため、季節ごとの展示や、ディスプレイを企画しています。生徒と協働して仕上げていく展示もあります。
レファレンス
図書の検索や「読みやすいファンタジーはありますか?」などといった読書相談にとどまらず、バカロレアコースの課題論文(Extended Essay)や、各学年の探究学習の補助、小論文などの個別支援なども行っています。
朝 読
1限開始までの時間に行っている朝の読書を、より効果的なものにするため、教員と連携して年間計画を立ててています。
資料収集
授業で使用する補助資料を校内の本棚からブックトラックへ収集し、直接教室へ提供することもあります。
メディア活用 指導
探究学習時に必要な、インターネット、論文、新聞、図書からの情報の探し方を指導します。
レポート指導
テーマ設定やパラグラフライティングなど、レポート執筆の指導補助も行います。
図書館の活動は『図書館だより』でも紹介しています。
図書館だより