3/22(土)6日目
本日は今回の研修のメインイベントとなる運動会本番です。朝食後、昨日訪れたサンダン小学校へ再び訪問しました。運動会本番とあって昨日以上の人数、そして盛り上がりで大歓迎を受けました。さらに本番には、撮影用の現地カメラマンが入るという事で学校はお祭り騒ぎです。
まずは昨日教えた準備体操をします。2日目ということもあり、全員クメール語の掛け声も慣れてきていい感じでした。
最初の競技は「駆けっこ」です。現地の小学生にとって初めての運動会なので、まずはやり方を説明しなければいけません。大学生と高校生で協力しながら、スタートとゴールを示したり、お手本を見せたりしました。
次は「障害物競争」です。両脚で砂袋に入ってジャンプします。現地の子たちも必死になり、転けながらゴールする子も多くいました。
午前の最終競技は「ボールリレー」です。カンボジアでも人気のあるサッカーボールでドリブルをしながらリレーします。男女問わずサッカーが得意な子も多いようで、かなり盛り上がっていました。
いずれの競技も、ゴール後には1位の子たちに手作りの金メダルを贈呈しました。もらった小学生たちは大喜びでした。一生の宝ものになってくれたら嬉しいです。
ここで一旦、昼休憩。野外教室でカンボジアのお弁当を食べます。昼食後には、近くに住む村人のお家を訪問し、現地での暮らしの様子を見せていただきました。ここでの幸せとは?ここでの贅沢とは?という質問を生徒がしていたのが印象的でした。
小学校へ戻り、運動会午後の部がスタートしました。
最初は「応援合戦」です。今までの事前準備で練習してきた成果を発揮することができました。小学生たちも一緒に盛り上がってくれました。
続いては「玉入れ」です。ここからは男子チーム、女子チームに分かれて勝負します。日本式の玉入れとは違い、カゴは人が持って移動していきます。カゴ役になった人たちは球を当てられて少し痛い思いをしたかもしれませんが、小学生たちに覚えてもらい競技後には人気者になりました。
最後は「綱引き」です。綱引きは日本と全く同じやり方です。こちら側の大学生や高校生も加わり全員で勝負しました。
競技終了後には、レクリエーションの時間を楽しみました。その後、閉会式を行い、お別れの時間となりました。名残惜しい別れに、抱きついてくる小学生もいました。
夕食は、ふみぜんでとんかつを食べました。久しぶりの日本料理に懐かしさを感じました。帰りにはパブストリートを散策しました。観光都市として賑うシェムリアップの中心地ということで、世界から集まる人の多さに驚きました。
今日はたくさん動いたのでしっかり栄養補給して、明日からの世界遺跡観光を充実させましょう。