大阪国際中学校高等学校

教職員おすすめ図書シリーズ(西田 健一郎)

みなさん、こんにちは。

この企画。本校の個性あふれる教職員の紹介とともに、どうぞ!

第15弾は「いつもダンディでいたいけど、ちょっと間抜けな」と謙遜されるリアルダンディな西田先生です!

西田 健一郎

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氏名:西田 健一郎
教科:英語
クラブ:吹奏楽部(副顧問)
座右の銘:Memento Mori(「死を思い、生を大切にせよ」というラテン語の格言)
最近好きなこと:週末農業(農学校で有機農法を学び始めました)

『脱スマホ脳かんたんマニュアル』

著者:アンデッシュ・ハンセン他 出版社:新潮文庫

❶ この本を読んだきっかけ
何を隠そう、大人である私自身も「スマホ脳」。「よくないなぁ」と思いながらも、ついついスマホを触ってしまいます。スマホには、何か得体の知れない「魔力」があるのかもしれませんね。その「魔力」とは何かを知りたくて、本書を手にしました。

❷ この本について
そもそも「スマホ脳」って何なのでしょう?そのことを解き明かすために本書では、私たちの脳が一万年前の狩猟採集民のそれとほとんど変わらないことが指摘されています。スマホに触れているときの私たちの脳は、どうやらジャングルの茂みで美味しそうな食べ物を見つけて興奮している狩猟採集民の脳と同じ状態にあるようです。「スマホ脳」とは「ジャングル脳」なのかもしれませんね。

❸ おすすめする理由
人間の進化の歴史から脳の仕組みを理解することで、スマホを正しく使うスキルはもちろん、集中するとはどういうことか、学ぶとはどういうことか、文字を読むとはどういうことか、インターネットで調べるというのはどういうことか、といったことが学べるようになっています。もちろん、皆さんの悩みの種?であろうSNSとの接し方についても、科学的な観点から「なるほどなぁ」と思えることが、平易なことばで説明されています。とても参考になると思います!

❹ みんなへのメッセージ
この春から「スマホデビュー」をする方も多いことでしょう。嬉しいですよね?やっと自分のスマホが持てるわけですから。でも、長い人類史のなかでスマホが登場してまだ十数年。一万年前と変わらない狩猟採集民の脳を持った私たちが、本当にうまく使いこなすことができるのかは怪しいものです。本書を手にし、そうしたことを十分意識したうえで、スマホに「使われる」のではなく、スマホを「使いこなす」ようにしてくださいね!

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